2014年3月19日
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左から、Withings 『WS-50(並行輸入品)』 (Amazon.co.jpで送料込み19,000円:確認時点、以下同様)、Withings 『WS-50(Amazon直販)』 (送料込み17,800円、1~2か月以内に発送)、他にApple Storeで販売。
Withingsの『WS-50』は、体重・体脂肪率・心拍数・室温・二酸化炭素量を計測した上、Wifiでネット接続してデータを自動的に記録、そして、iPhone他のスマホでグラフィカルに推移を確認することのできる多機能な体重計なんだ。
アプリはiOS(iPod touch/iPhone/iPad)とAndroid端末に対応
まず、iOS端末(iPod touch/iPhone/iPad)かAndroid端末で初期設定する使用になっていて、その際だけ本製品のBluetooth接続は機能する。そして、その後はWifi接続でメーカーのサーバ(クラウド)につながり、ユーザーはiPhone(iOS端末)かAndroidのアプリ、あるいはWebサイトから履歴データをグラフィカルに確認するという案配。つまり、初期設定の後はPCのブラウザからも確認できる。
便利なのは、無線LANの環境がある前提で、一度設定すれば、体重や体脂肪率、室温などのデータが自動的にサーバにアップロードされるところ。
もちろん、体重・体脂肪率・心拍数は計りに乗らなければ計測されないのだけど、室温と二酸化炭素量の方は、30分ごとに自動的に計測される。
また、製品サイドで計りに乗ったユーザーを(記録と照らし合わせて)判定してくれもする。そして、データの似たユーザーが複数いた場合は、選択肢が表示され、体重を左右のどちらか一方にかけて選ぶ仕様。なお、計りに乗ったら自動的に電源が入り、また、放っておけば勝手に電源は落ちるんだ。
初期設定の後はPCのブラウザからもデータの推移を確認できる
筐体について、黒色かつガラス素材で高級感がある一方、計りに30秒くらい乗る必要がある(体重から順に計測する)ので、冬場は足の裏が冷たくなるとの声あり。また、ボディの色が黒いと汚れが目に付きもする。
ところで、電源が単四電池4本で3ヶ月前後持つのは、余程電源関係の造りがしっかりしているからだと感じる。また、同メーカーの『Withings Pulse』では、先の記事『Withings 『Withings Pulse』 モバイル端末と連動して機能する多機能な活動量計』に記載した通り 、Devices社の「ADXL362」という、いい3軸加速度センサーを使ってもいる。
ちなみに、『Withings Pulse』と同じアプリ、同じクラウド・サーバが使用されているので、本製品を購入したら『Withings Pulse』が欲しくなり逆も然りという、メーカーにとっての好循環が実現しているんだ(他にも同ブランドの製品あり)。
Withings Pulse | 歩数・走行距離・高度・消費カロリー・体脂肪・心拍数の測定、および睡眠解析 |
WS-50 | 体重・体脂肪量・心拍数・部屋の温度・部屋の二酸化炭素量の測定 |
以上、成長期の子供の体重の変化を記録したり、自分のダイエット・健康管理のために有効に機能する、あるいは、Withings社の他製品との連携を楽しむことのできる洗練された体重計の話。
ちなみに、今までAmazon.co.jpで複数の販売店から並行輸入品が販売されていたのだけど、最近はAmazon自身がCoviaブランドで販売したり、Apple Storeで販売されはじめるなど、販売網が混乱して戦国乱世の様相。
重量センサー |
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体脂肪 |
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心拍数 |
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空気の質 |
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ディスプレイ |
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アプリ |
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無線接続 |
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外形寸法 |
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本体質量 |
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内容物 |
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タグ: Withings
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